
一条美咲です。
元々は女性の間でトレンドアイテムとなった「スキニーパンツ」ですが、最近は男性もタイトなシルエットのアイテムがトレンドとなり始めたので、スキニーパンツを上手く着こなす人が増えてきましたよね。
動きやすくては着心地も良いですし、なんと言っても脚長効果があるのが最大のメリットです。
今回は様々なコーデに取り入れやすいスキニーパンツについてご紹介したいと思います。
そもそもスキニーパンツって?
「スキニー(skinny)」とは「痩せている」という意味があるように、身体のラインにフィットしたデザインのボトムです。かなり肌に密着するボトムで、デニムのような固めの生地だと脱いだり来たりするのが難しくなるので、ストレッチ素材が使用されている場合が多いですね。
今スキニーパンツが注目される理由
今年のトレンドに「ビッグシルエット」というワードがあります。これはトップスにボリュームのあるTシャツやトレーナーを着たり、ロング丈のカットソーを着て裾をチラ見せしたりするスタイルですが、それを完成させるためにベストなボトムがスキニーパンツなんです。
今年の秋冬はトップスにボリュームを持たせて、タイトなボトムでメリハリをつけるシルエットを意識してスキニーパンツを取り入れましょう。
脚長効果を発揮するスキニーパンツの選び方
残念ながら欧米人に比べて日本人は足が短いのは否めません。とは言え足を伸ばすことなど無理なので、スタイル良く見せるためにスキニーパンツを有効利用しましょう。
ただし自分の体型にあっていないスキニーパンツの場合は逆効果になってしまう可能性もあります。元々タイトなシルエットが売りのスキニーパンツとは言え、あまりにもピチピチだとタイツのようになって足が太く見えてしまいますし、逆に余裕があり過ぎてもスキニーパンツとは言えなくなってしまうので、必ず試着をしてポイントを押さえたうえで購入するようにしてください。
☆チェックポイント
1番のポイントになるのは膝・ふくらはぎ・くるぶしの3カ所が脚のラインにピッタリし過ぎていないことです。膝下がピタッとしていることでタイツ感が出てしまうので、多少余裕があるのがベストですね。
太ももはピチピチでも問題ありませんが、太もものサイズに合わせることで膝下がピチピチになってしまう場合はワンサイズ上をチョイスしましょう。
テッパンは黒スキニー!
脚長効果もあり、コーデもしやすいのはやはり基本的に細く見える効果がある定番の黒スキニーパンツなので、スキニーデビューという方はとりあえず黒スキニーから始めるのがオススメです。
ライダースジャケットに黒スキニーでロックテイストを取り入れたコーデもカッコよく決まりますし、大人っぽくジャケパンスタイルに取り入れるのも落ち着いた雰囲気にまとまります。こなれた感を出したいなら、モノトーンコーデにチャレンジしてみましょう。黒スキニーに白Tシャツ、グレーのパーカー、Pコートという秋冬の定番カジュアルコーデも、デニムやチノパンではなく黒スキニーにすることで大人っぽく仕上がりますよ。
秋冬のオススメはカーキスキニー
オータムカラーであるカーキやベージュのスキニーは、カジュアルコーデの強い味方です。
チェックのネルシャツを合わせて季節感を意識したコーデにしたり、迷彩柄のアウターとの相性もバッチリですよ。
今年っぽく着こなすポイントはロールアップ!
スキニーパンツのきれいなラインを見せるためには、裾が長すぎてブラウジングされているとマイナスになってしまいます。そんな失敗がないように、裾をロールアップすることでさらにキレイなラインを強調して脚を長く見せましょう。くるぶしが見えるだけでシルエットがガラッと変わるので、秋冬のボリューミーなアイテムを着ても着やせ効果が期待できます。
オススメはロールアップした白スキニーにデニムジャケットやリバイバルアイテムであるMA-1を合わせて、レザースリッポンやオペラシューズでカジュアルアップするミックスコーデです。あえてスニーカーを選ばないのが、コーデに抜け感をプラスするポイントですよ。
上級者はクラッシュスキニー
去年に引き続き今年もトレンドアイテムとなっているのが、ダメージ感がプラスされている「クラッシュスキニー」です。ダメージデニムよりもスッキリまとまるので、カジュアルだけではなくキレイ目コーデにも取り入れることができますよ。
スタジャンやレザージャケットを合わせる場合は、腰にチェックのシャツを巻いたり、丈が長めのカットソーにしてトレンドを意識したカジュアルコーデにするのがオススメです。ちょっとしたお出かけの場合はテーラードジャケットとドレスシャツでエレガントにまとめましょう。
シルエットがキレイなスキニーパンツでスマートコーデに仕上げよう!
スキニーパンツを穿くのは少々勇気が必要かもしれませんが、確実にスタイルアップできるので是非挑戦して欲しいアイテムです。
カジュアルにもお出かけスタイルにも取り入れることができるので、コーデに悩んだ時にはきっと役立つアイテムになりますよ。