- 2017-3-3
- 筋トレ
- インナーマッスル.効果

一条美咲です。
インナーマッスルを効果的に鍛えると、体には色々なメリットがあります。そもそもインナーマッスルとは深層筋と呼ばれる筋肉で、背中、体幹、肩や腰など体全体にある筋肉です。
インナーマッスルは通常の筋肉とは違う働きがあり、サポート的な目的を持っています。しかし健康や体の働きにもたらす役割はとても重要で、ダイエットにも欠かせない大切な筋肉なのです。
近年インナーマッスルを鍛える運動が大変話題になっていますよね。そこで早速ですが、インナーマッスルを効果的に鍛える方法とその効果についてご紹介したいと思います。
インナーマッスルを鍛えるメリットについて
インナーマッスルに対してアウターマッスルと呼ばれる筋肉があります。直接的な体の動きを司るアウターマッスルの働きを補助するのがインナーマッスル。両方のバランスが取れないと、体の一部だけに負担がかかるため腰痛や肩こりなどが起きやすくなってしまいます。
インナーマッスルだけを鍛えても、体重がすぐに落ちるわけではありません。しかし体幹を鍛えると、代謝量がアップしますので痩せやすい体型へと変えることが可能なのです。
日常のエクササイズではアウターマッスルだけでなくインナーマッスルを効果的に鍛えることで、綺麗な姿勢やケガをしにくい体作りのコツとなりますよ。
ぽっこりお腹をへこませるトレーニング
お腹を引き締めて割れた素敵なボディを手に入れるのは皆さんの憧れですよね。腹筋で鍛えるのはアウターマッスルなので、ぽっこりお腹をへこませるためにはお腹周りのインナーマッスルを鍛えることが必要になります。
そこでオススメなのが「ドローイン」エクササイズ。まっすぐの姿勢で立った状態で、腹式呼吸を行います。腹式呼吸は息を吸った時にお腹が膨らむ状態。吸い込んだ息をゆっくりと吐きだしながら、お腹のインナーマッスルを奥にひきこむような感じでへこませましょう。
お腹をへこませた状態で、15秒間維持します。慣れてきたら時間を伸ばし30秒間、1分間と伸ばしていきましょう。この間は浅い呼吸でお腹を意識してくださいね。
内臓の働きを活性化するトレーニング
インナーマッスルは内臓の位置を正しく保つためにとても効果的です。お腹がポッコリでるのはインナーマッスルが弱いため。内臓の位置が下がったままだと見た目だけでなく、腸内環境にも問題が起こりやすくなります。
下痢や便利をしやすい方は内臓の働きを活性化するエクササイズをはじめましょう。まず床に四つん這いの状態になります。背中はそらさずに丸くアーチのようにしましょう。そこ状態からお腹をへこませてゆっくり元に戻します。
この動きを10回ほど繰り返してください。10回を1セットで1日2セットを目標にしてみましょう。お腹の筋肉は表面でわかるアウターマッスルだけでなく、インナーマッスルの働きが健康にもとても重要なメリットをもたらしてくれますよ。
全身のインナーマッスルを鍛える運動
全身のバランスをとりながらインナーマッスルを効果的に鍛える方法が「ダイアゴナルバランス」。床に四つん這いになった状態で、右手左足を引っ張られるようなイメージで対角線上に伸ばします。
伸ばした姿勢は5秒間ほど維持。次は逆の手足を同様に伸ばします。慣れてきたら停止する時間を伸ばし、お腹や足、腕など全身の筋肉を意識してみましょう。初めての方はバランスがとりずらいため、最初はぐらついてしまうこともありますが慌てずに続けてください。
徐々に回数を増やして、負荷をさらにつける場合は膝を床につけずに腕立ての状態で同じエクササイズをしてみましょう。体幹を鍛える効果があり、代謝量アップに大変効果がありますよ。
インナーマッスルを鍛える栄養摂取方法
筋トレといえばプロテインや鶏肉などの良質なたんぱく質がまず思いつきますよね。インナーマッスルを鍛えるためには、無理をして筋肉増強する食べ物を摂取する必要はありません。
それよりも大切なことはバランスの取れた栄養摂取。不足しがちな野菜のビタミン、食物繊維を始め、たんぱく質やカルシウムなど毎日の食生活でバランスを整えましょう。
ダイエット中にインナーマッスルを鍛える場合は、食事制限に注意してくださいね。炭水化物を極端に減らす食事制限、脂質を抜いてしまう食生活など、偏りのある栄養摂取は筋肉を鍛える為にデメリットになってしまいます。たんぱく質や質のよい脂肪など、健康を意識した食生活を続けましょう。
まとめ
インナーマッスルを効果的に鍛えると、体の動きが楽になるだけでなく、血流や内臓の働きにも大変効果的になります。お腹がポッコリ出てしまう方はダイエットが必要だと思われがちですが、急激な食事制限などよりもインナーマッスルの働きに着眼し、効果的に痩せやすくする方法も取り入れましょう。
肩こりや腰痛など日頃から蓄積される筋肉の疲労は、体の表面よりも深層部の筋肉の働きを活性化することが大切です。いつまでも健康な生活を続けるためにも、早速今日からインナーマッスルを鍛えてみませんか。